2011年01月06日
あけましておめでとうございます。 綿花高値更新
あけましておめでとうございます。
今年も変わらぬご愛顧をおねがいいたします。
さて、綿花高騰が落ち着かぬまま新年が明けてしまいました。
12月7日のエントリー「綿花高騰 2011年はアパレルが値上がりするかも。」の後、12月21には再び高値更新、1パウンド(約453グラム)あたり1.59ドルを超えてしまいました。
年明け以降は1.4ドル代が続いているようです。
綿花高騰の原因はお伝えしたとおりなのですが、もう少しわかりやすく説明したいと思います。
現在中国は好景気に浮かれています。「中国 バブル」などで検索していただくと、専門家の2011年大予想、中国バブル崩壊、といったような記事が沢山でてくるかと思います。
世界経済とか投機マネー云々はまったくわかりませんので、わかる範囲で噛み砕いて説明します。
中国の人口は約13億人、13億人の懐が豊かになったので綿の洋服を買い足したら、綿花の在庫が無くなったのです。
ならば綿花の栽培量が増えたら価格は戻るのかというと、そうではなさそうです。
なぜなら13億人はもっと懐を豊かにしたいと思っていて、人件費が高騰しているからです。
「『maximum MS1138 ユーロTシャツ』 薄手Tシャツ戦国時代に!」で書いたように中国は人材不足なのです。13億人もいるのに。
安い給料のところだと休み明けに従業員が出勤してこないのだとか。
つまり今までより高い人件費で綿花で栽培して、糸を作って、生地を編んで、縫製される訳です。
たとえ綿花が元の価格に戻ったとしても、今までの価格では作れないというのが大方の予想です。
専門家は今年バブル崩壊すると予想していますが、最近になって中国出店を発表した日本のアパレルも多数あり、一般レベルでは生活水準が下がらないのではないかと思われます。
中国政府も景気の維持に躍起になっており、今回の綿花高騰を中国がアメリカに仕掛けた経済戦争と言う人もいるようです。
その他取引では大豆、麦といった日本人に欠かせないものが綿花ほど極端ではないにしろ、軒並み価格を上げていて日本経済に大きく影響しそうです。
ユニクロは先日、商品数を減らす事を発表しました。
既存店の不振をカバーする為との事らしいのですが、どう考えても綿花高騰対策です。
今の状況をオイルショックと同じだと指摘しているブログがありました。
窪田恭史のリサイクルライフ「綿花高騰とリサイクル軍手・ウエス〜私たちの責任」
オイルショックでは不安になった国民がトイレットペーパーを買い占めましたが、今回も同様な事が起こらない様にと、ユニクロは国から何かいわれてるのでしょうか?
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これが一般のニュースになり、綿製品が値上がりするということが一般の人に認識されるのは有り難いことですが、いつ・どれぐらい値上げするのが良いかが定まりません。
4月から値上げするなら、遅くとも2月末に予告する必要があるから、大方の予想に反して2月はじめに安くなり、しばらく横ばいになってくれれば良いのですが。
まったくもってとらぬ狸のなんとやらです。
さらに高値更新で、いったいどうなってしまうんでしょうか。
とにかく、大きく繊維業界、アパレル業界は激動期にはいりそうですね。